塾では今日まさに私立高校入試スタートの日。全員志望校合格を願い、信じているものの、本番独特の‘魔物’はどこにでもいる。「運」「勝負強さ」様々な要素が試される。「受ける学校では当然同レベルの生徒たちが受けているのである。学力差で勝負は決まらない。根性が座っているかどうか、運命がお前に何を求めているのか、それを自分で試して来い」これは去年京大に受かった生徒に私の言った言葉だ。たかが勉強なんて、とんでもない。合格したら全身脱力して涙目になる程度にはマジで勉強しろ。「こんなに遊んでいても受かるんや」みたいな言葉は要するに金と時間の無駄でしかない。一生は一度しかない。ここで勝負しないでどこで勝負すると言うのか?それとも、一生逃げ続けるか。それも否定はしないが、それならますます塾は不要である。
ところで、つげである。「蒸発旅日記」。私は蒸発癖は全くないが、老後は松尾芭蕉のように旅をして道端で野垂れ死にを夢見ている。その程度には日本が大らかな(私の思う所の)‘命を慈しむ国’になってほしいと願うばかりである。つげ義春の世界と微妙に寺山修司の世界が融合していて何とも懐かしい世界。女優陣がまた実にエロチックで良い。こういう古い日本の映画ってなんでこんなに心に沁みて来るんだろう。ちなみに人の死なない映画を見たのはおそらく数ヶ月ぶりかな?何だか、娑婆に戻ってきたみたいな言い方だが…
嗚呼、それにしても緊張する。早く合格発表出てくれ!体が持たない!